2006年度の出来事

JAXAオープンラボに採択

2007.03.28

宇宙環境技術センターでは衛星の帯電・放電現象について多くの実験を行なってきました.現在は放電・帯電を抑制する手法の開発にも積極的に取り組んでいます。

こうした取り組みの中で,電子放出を利用した帯電緩和素子がJAXAのオープンラボに採択されました。

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第1回・衛星搭載太陽電池アレイ帯電・放電試験方法国際標準化ワークショップ開催

2006.11.26~12.01

衛星の太陽電池アレイ表面の絶縁体が宇宙プラズマによって帯電し、 放電することによる衛星の重大事故を防ぐためには、打ち上げ前に地上試験で確認することが必要です。しかし、2006年時点では、試験方法についての国際標準が存在せず、各国独自の条件で試験が実施されています。

現在も止まない軌道上における、不具合の連続により、衛星メーカ・衛星サービス提供会社・保険会社からは、帯電放電現象の物理的機構に基づいた「正しい」そして「共通の」試験の実施が求められています。

そこで,宇宙環境技術環境センターでは、各関連機関と協力して、衛星搭載太陽電池アレイの帯電放電試験の国際標準機構(ISO)規格を策定するために活動しています。

今回は、その一環として世界の宇宙機関、宇宙メーカからの専門家らが 日本(九工大 宇宙環境技術研究センター)に集まり、 第1回目のワークショップが実施されました。

ワークショップ集合写真

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